Apr 17, 2013

English Jam代表にインタビューしてきました。

English Jamという集まりをご存知でしょうか?

個人的に僕が立ち上げから約一年間運営をさせてもらっていた東京都を中心に活動している英語の集まりです。今回は僕が代表を退く際(今年の頭あたり)に二代目の代表をお願いした丸山くんにお話を伺ってきたので、それをかるくまとめてみました。


―それでは自己紹介からお願いします。



日本大学文理学部英文学科に通う一年の丸山雄大です。出身は長野県長野市、実家は善光寺の近くです。いまは一人暮らしをしているのですが、結構人見知りをしてしまうので、休日とかは静かな生活を送っています。友達がいないわけではないです(笑)趣味というほど熱中しているものはありませんが、休日は本を読んだり、DVDを見たり、東京散策をしています。今年の目標は、TOEFL(ITP)のスコアを600点に持っていくことで、3年次には留学したいと考えています。

―大学生活1年目を終えてみてどうですか?



学校生活は楽しくなかったですね(笑)入学当初からみなさんおちゃらけてまして、僕には合わないなと思ってました。休み時間は図書館にこもってましたね。もちろん、「みんなおちゃらけている」というのは、単なる偏見みたいなものなんですが、やっぱり大学に入学することがゴール地点だと勘違いしている人が多いと思います。もちろん遊ぶことは大切なことだし、僕も休日は自分の好きなことをしているわけですが。向上心みたいなものがひたすらないような気がしてならないんですよね。まあ、単純に「学生はひたすら勉学に励まなければいけない」なんていう、僕の考え方が古いような気もしてならないんですが。僕は、浪人生で日本大学にやってきて、やっとこ勉強の楽しさが分かった、ある意味、「学生一年生」なんでね。ただ、最近になってその考え方もいくつかの点で間違っているんじゃないか、っていうことに気づくことができたんですけどね。やっぱり単純にテレビゲームをやったり、漫画を読んだりしているだけでも見方によっては学べることはいっぱいありますし、おちろん座学でも学べることは多いですけど、参考書の文章を鵜呑みに覚えることよりも、自分で抽象的なものから考えて自分なりの考えや答えを導き出してみることは、大学生になるにあたって、もっと重要視すべき勉強の仕方なんじゃないかな、って思い改めています。


―最近の生活はどうですか?


最近は、さっき述べたことに気付かされてから、逆にベットに寝転んで海外ドラマを見たり、YOUTUBEやニコニコ動画を使って好きなもの見てますね。(笑)もちろん、本を読んだりテレビを見たりしていますが。後で詳しく述べますが、私は現在English Jamという同好会の責任者をやっているのですが、そのディスカッションの中で、はっきりとした自分の意見を考えていうのがとても難しいんですよね。というのも、いままで「考える」という作業をしてこなかったから。先も言ったように、参考書の中の言葉をそのままそっくり頭にインプットするだけの勉強の仕方しかしてきませんでしたからね。「考える」ってことは簡単ですよ。考えればいいだけですから(笑)むしろ難しいのは、それが正解かはともかく、いかに根拠に基づいた考えを導き出せるかなんです。そんなわけで最近は、できるだけ物事を深く考えるようにしています。



―どうしてサークルに入らなかったの?


大学に入ったらサークルに入る的な考え方もあると思うんですが、自分で自分を律することができないので、ダメになるなぁと思いまして入りませんでした。大学生活は楽しいので、真面目にサークル活動に打ち込んでいる人も少ないのではないかと(笑)それに、僕は、グループで固定されているのがあまり好きじゃないんです。日本ってすごい集団意識高くないですか?仲良くなったら最期、卒業まで一緒にいなきゃいけない、みたいな。もちろんグループによっては、そうでないところもあるとは思いますが、できるだけそういう可能性は消したかったんですよね。大学に入ったら、色んなことに挑戦してみたいなんて、ずっと思っていたんで、やっぱりそうゆうことをするとなると、集団で行動すると色々と制限されてしまうところもあるんでね。それに他の学科はどうかは知りませんが、英文科には入学当初からクラスがあるし、そこですでに何人かの友達がいるんで、無理に友達作りのためだけにサークルに入る必要もないんじゃないかと思いました。

―ESSはしっかりとしたサークルですが?


そうかもしれないんですが、行ってないからわかりません。でも、サークルの人に聞くと、色々な大会もあるみたいで活動は積極的みたいですけどね。僕は、「サークル」全体に対して少しの不信感を抱いているので。。。(笑)

ESS:学校のサークルや部活動の英語・英会話クラブ (English Study Society, English Speaking Society) の略称。

―English Jamってなに?


English Jamは、基本的に日本大学文理学部、中央大学多摩キャンパスを拠点に活動しています。使用する教材はT.E.Dというネット配信動画を使い、様々な題材をもとに英語ディスカッションを行う活動です。そのため、いかに自分の意見を根拠付けて発言できるかが大切です。みなさんは、普段の生活で様々な物事に疑問をもって、思考を働かせていますか?English Jamが一番大切にしているポイントは「考えること」です。ディスカッションを通して互いの考えを共有し、自分を高めていくところにあります。こういった思考は大変獲得するのは難しいと思います。先も述べたとおり、いままでの僕の勉強は参考書の中身を丸暗記することでしたので、つきつめて物事を考えることはしてきませんでした。English Jamを通して本当に学べることは、そういった点にあると思います。まだ、僕は自分の考えをまとめることができず、言葉につまってしまうことが多々あります。これは、あいまいさが許される日常会話とは異なり、いかに根拠付けた発言まで考えを高めていくことができるか、です。もちろん、こういった考え方が普段からできるようになれば色々なことに役立つと思いますし、英語会話能力はおのずと上がっていくことができます。jamは日本大学のサークルではないので、どなたでも遠慮なく参加していただくことができます。現在は、日本大学生が中心ですが、他校の大学生、留学生、先生などの協力も得て、参加していただいています。

TED(Technology Entertainment Design):アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回、講演会を主催しているグループのこと。TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。


―English Jamの代表になった経緯は?


突然のメールです(笑)立ち上げ人の方からの半分一方的なご指名がありました。大学一年生で常連の参加者が僕しかいなかったので、ですかね(笑) しかし、僕が代表になることで、ある種の堅いイメージが払拭できるのではないかと思っています。参加している多くのメンバーは、英語が上手な人ですし、また様々な分野に関心を持っている方々、僕から見ればいわゆる「インテリ」な方たちだと思います。しかし、あえて僕がなることで、そんな人もいるなら参加してみようか、と思ってもらえると思います。(笑)いまの僕は、色々な意味で広告塔みたいな役割だと思っています。(笑)

―English Jamの代表って何するの?


English Jamの代表だからと言って、とくに強い権限を持っているというわけでは決してありません。むしろ雑用のようなポジションだと思っています。(笑)もちろん、基本的には、毎回の議題を用意して参加者をリードするのも役目のひとつですが、僕はそういったことがとても苦手で...現在勉強真っ最中なので、みなさんにお願いする場合もあると思います。詳しくは、参加してくれる人に日程調査アンケートを送ったり、twitterやFacebookなどのSNSでの広報活動、さらには外部のパーティーなんかに参加して、一般の方や他の大学の学生さんに参加してもらえるように回ったりだとかですかね。雑務ですよ(笑)もちろん、新しい企画も考えたりしています。個人的には、メンバー内でパーティやできれば海外旅行なんかもしたいなと思っています。

―代表として今後の抱負を。


立ち上げ人が3年生ということで(正確には現在は4年生)、多くはいま3年生が参加者のほとんどを占めています。その中で1年生が僕だけで(現在2年生)、代表として英語能力の不足から始まり、色々な問題が山積みになっており、現在消化中です。まず、代表としての抱負は、できるだけ早くいま自分が代表として抱えている問題を克服して一人前になることです。そしてJamとしての目標は、日本大学生だけではなくて、様々な人にも参加していただいて大きくしていくことです。なぜ、English Jamがサークルとして活動しないかというと、色々な方々に参加していただいて、異なる意見を求めているからです。これこそが、English Jamが同好会であるという最大のメリットであると思っているので、これをもっと最大限に活かしていけたらと思っています。


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